データカートリッジ

LTFS(Linear Tape File System)とは

LTFS(Linear Tape File System) は、LTO Ultrium5規格の新たな機能で、高速・大容量なテープメディアで標準ファイル操作を可能にし、あたかもハードディスクのような容易で直観的なアクセス、管理、およびファイルの共有をユーザに提供します。

LTFSの特徴

LTO Ultrium5の新機能「LTFS」はテープメディア運用に革命をもたらす革新的な機能です。LTFSの特徴は下記のような物が挙げられます。

■テープ・ライブラリー上のデータへの直接アクセスと管理

テープ内データ・アクセスのためにテープ管理ソフトウェアを新たに用意する必要がありません。
USBメモリを使用する場合と同じように容易で、直観的に、テープ・カートリッジに保管されたデータへアクセスできます。
つまり、テープ内のデータをOSのグラフィカルインターフェイスを介してアクセスでき、ディレクトリ・フォルダ構造を 確認することができます。

■スムーズなデータ共有、広がる可能性

上記のように、高価な専用ソフトを使わずにデータにアクセスできることで 取引先同士や事業所間での大量データのやり取りを低コストで実現できます。

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■転送速度

非圧縮時 140MB/s 2:1圧縮時には280MB/sの高速転送が可能です。

■大容量

LTO Ultrium5世代のデータカートリッジは、非圧縮時 1.5TB 2:1圧縮時には3TBの大容量を実現。 大容量化するTB時代のデータバックアップにも対応できるメディアといえます。

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