LTO8ドライブで使える 9TBのLTO7 TypeM(M8)テープとは

LTO8ドライブで使える 9TBのLTO7 TypeM(M8)テープとは

2018.09.28 公開
LTO8の登場と共に、今までで最も安い容量単価を実現する技術が登場しました。
LTO7データカートリッジに専用のフォーマットを行うことで、容量を6TBから50%UPの9TBにすることができます。
INDEX
1.LTO-7 TypeM(M8)とは
2.フォーマットできる装置
3.特徴と注意点

1.LTO-7 TypeM(M8)とは

LTO7 TypeM(M8) データカートリッジ LTO-8ドライブでは、LTO-7メディアの容量を通常の非圧縮6TBの1.5倍である9TBとして使用できる機能があり、このモードで使用されるメディアをLTO-7 TypeMと呼びます。
TypeMメディアはLTO-8ドライブでのみ使用が可能で、専用のフォーマットを行うことでTypeMとなります。
バーコードラベルは、TypeMであることを示す「M8」という情報が末尾に入ったものを貼り付けて使用します。
LTO-7メディアを、通常の1.5倍の容量で使用できることから、コスト効率の点で非常に優れています。

2.フォーマットできる装置

現時点では、LTO-7メディアをTypeMにフォーマットできるのは、一部のライブラリー装置のみとなっています。
TypeMメディアを使用するには、あらかじめフォーマットされたTypeMメディアを購入するか、機能をサポートしているライブラリー装置を使用してフォーマットを行う必要があります。

弊社ではフォーマット済のメディアを取り扱っております。
是非お問い合わせください。

3.特徴と注意点

・TypeMフォーマットされたメディアは、LTO-7のドライブでは使用できません。
 LTO-8ドライブでのみ読み書き可能です。
・TypeMフォーマットされたメディアは、LTO-7に戻すことはできません。
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