LTOバーコードラベルとは -仕様・貼り方も解説-
> 一覧へ戻る
LTOバーコードラベルとは -仕様・貼り方も解説-
2022.10.05 最終更新
LTOテープライブラリー及びオートローダーの運用には定められた仕様のバーコードラベルが必要です。
バーコードラベルはテープカートリッジを識別・管理する役割があります。
このバーコードラベルについて、仕様や貼付方などをご紹介します。
バーコードラベルはテープカートリッジを識別・管理する役割があります。
このバーコードラベルについて、仕様や貼付方などをご紹介します。
1.LTOバーコードラベルとは
LTOテープライブラリーやオートローダーでの運用に欠かせないのが、LTOバーコードラベルです。
テープカートリッジに貼り付けることでLTO装置がバーコードを読み取り、テープを識別することができます。
個々のテープカートリッジに英数6桁の固有のボリューム番号を与え、その情報をバーコード化した部分を装置が読み取りテープの識別をします。
ライブラリーが読み込むバーコードには、ボリューム番号の他テープカートリッジの規格・種別情報も含まれ、 装置から排出されオフラインで保管しているデータカートリッジの管理にも役立ちます。
指定のボリューム番号でご発注いただいてから作成・ご納品のオーダーメイド式と、
予め番号が印刷されたラベルパック(HPE社が販売)をご購入いただく方法がございます。
テープカートリッジに貼り付けることでLTO装置がバーコードを読み取り、テープを識別することができます。
個々のテープカートリッジに英数6桁の固有のボリューム番号を与え、その情報をバーコード化した部分を装置が読み取りテープの識別をします。
ライブラリーが読み込むバーコードには、ボリューム番号の他テープカートリッジの規格・種別情報も含まれ、 装置から排出されオフラインで保管しているデータカートリッジの管理にも役立ちます。
指定のボリューム番号でご発注いただいてから作成・ご納品のオーダーメイド式と、
予め番号が印刷されたラベルパック(HPE社が販売)をご購入いただく方法がございます。
2.ラベルの仕様
バーコードラベルは、あらかじめ定められた仕様条件を満たしている必要がありますが、
基本的な仕様条件は、どのメーカーのライブラリー装置も一緒です。
バーコードラベルに含まれる情報は6桁の任意のボリューム番号+2桁のメディアタイプIDで構成され、 バーコードはcode39という規格が採用されています。
① 固有のボリューム番号
英数6桁で構成されるボリューム番号はユーザーの任意で決めることができますが、
同じ番号のカートリッジが存在しないように注意します。
使用できるのは英字(大文字)と数字(0~9)で、記号などは使用できません。
多くの場合数字のみ連番または、英字+数字連番で作成しますが、バラ番でのご発注も可能です。
※クリーニングラベル用は、6桁中頭4桁は「CLNU」固定となり、指定できるのは下2桁となります。
<20巻分の発注例>
000001~000020、LTO001~LTO020 など
② メディアタイプID
最後の2桁に入るのがメディアタイプIDといいます。
ラベルを貼り付けるテープカートリッジの規格・種別により決まったIDがあり、固定となります。
2桁のうち頭の「L」は「LTO」を意味しています。
LTO9用の場合:L9 (WORM用はLZ)
LTO8用の場合:L8 (WORM用はLY)
LTO7用の場合:L7 (WORM用はLX)
LTO6用の場合:L6 (WORM用はLW)
LTO5用の場合:L5 (WORM用はLV)
LTO4用の場合:L4 (WORM用はLU)
LTO3用の場合:L3 (WORM用はLT)
LTO2用の場合:L2
LTO1用の場合:L1
LTO UCC用の場合:L1 または CU
バーコードラベルに含まれる情報は6桁の任意のボリューム番号+2桁のメディアタイプIDで構成され、 バーコードはcode39という規格が採用されています。

① 固有のボリューム番号
英数6桁で構成されるボリューム番号はユーザーの任意で決めることができますが、
同じ番号のカートリッジが存在しないように注意します。
使用できるのは英字(大文字)と数字(0~9)で、記号などは使用できません。
多くの場合数字のみ連番または、英字+数字連番で作成しますが、バラ番でのご発注も可能です。
※クリーニングラベル用は、6桁中頭4桁は「CLNU」固定となり、指定できるのは下2桁となります。
<20巻分の発注例>
000001~000020、LTO001~LTO020 など
② メディアタイプID
最後の2桁に入るのがメディアタイプIDといいます。
ラベルを貼り付けるテープカートリッジの規格・種別により決まったIDがあり、固定となります。
2桁のうち頭の「L」は「LTO」を意味しています。
LTO9用の場合:L9 (WORM用はLZ)
LTO8用の場合:L8 (WORM用はLY)
LTO7用の場合:L7 (WORM用はLX)
LTO6用の場合:L6 (WORM用はLW)
LTO5用の場合:L5 (WORM用はLV)
LTO4用の場合:L4 (WORM用はLU)
LTO3用の場合:L3 (WORM用はLT)
LTO2用の場合:L2
LTO1用の場合:L1
LTO UCC用の場合:L1 または CU
3.向きや配色について
ラベルをご発注いただく際、向き(ラベルタイプ)と配色もご指定いただけます。
これは装置のメーカーにより採用しているタイプが異なるので、ユーザーズガイド等を確認しましょう。
但し、向きや配色は装置が読み取るバーコードには影響しない為ユーザーの任意でタイプをご選択いただいても問題ありません。
<向きについて>
横向きと縦向きがあります。
現在ほとんどのメーカーが横向きを採用していますが、日立など一部のメーカーで縦向きが採用されています。
※日立製の装置でも型式により異なる場合があります。
<配色について>
配色は大きく分けて数字のみ標準色、全て標準色の2パターンがあります。
現在ほとんどのメーカーが数字のみ標準色を採用していますが、IBMなど一部のメーカーで全て標準色が採用されています。
※クリーニングカートリッジは、全て白背景となり配色のご指定はできません。
これは装置のメーカーにより採用しているタイプが異なるので、ユーザーズガイド等を確認しましょう。
但し、向きや配色は装置が読み取るバーコードには影響しない為ユーザーの任意でタイプをご選択いただいても問題ありません。

<向きについて>
横向きと縦向きがあります。
現在ほとんどのメーカーが横向きを採用していますが、日立など一部のメーカーで縦向きが採用されています。
※日立製の装置でも型式により異なる場合があります。
<配色について>
配色は大きく分けて数字のみ標準色、全て標準色の2パターンがあります。
現在ほとんどのメーカーが数字のみ標準色を採用していますが、IBMなど一部のメーカーで全て標準色が採用されています。
※クリーニングカートリッジは、全て白背景となり配色のご指定はできません。

4.カートリッジへの貼付方法
バーコードラベルはカートリッジの正しい位置・方向で枠内に貼付を行わないと、装置が正しく読み取ることができません。
曲がったり貼付がきちんと行われていない場合、装置内で剥がれ破損の原因になることがあります。
一度剥がしたラベルは粘着性が低下するため、再度貼付て使用しないようにしてください。
貼付のコツは、ラベルの上辺を枠の上辺にしっかり合わせ指で抑えながら全体を貼り付けていくと良いです。
このときたわみがあると、貼り付けた際シワになるので注意しましょう。
弊社では、ラベルとテープカートリッジ同時購入のお客様向けに無料貼付サービスを行っております。
熟練スタッフが貼付作業を行うので、お客様の負担を減らし貼付に失敗するリスクをなくします。
更に、20巻以上のご購入であれば即納ラベルを無料サービスいたします。

<関連コンテンツ>
・LTO Ultrium バーコードラベル 注文ガイド
・バーコードラベル無料サービス
曲がったり貼付がきちんと行われていない場合、装置内で剥がれ破損の原因になることがあります。
一度剥がしたラベルは粘着性が低下するため、再度貼付て使用しないようにしてください。
貼付のコツは、ラベルの上辺を枠の上辺にしっかり合わせ指で抑えながら全体を貼り付けていくと良いです。
このときたわみがあると、貼り付けた際シワになるので注意しましょう。
弊社では、ラベルとテープカートリッジ同時購入のお客様向けに無料貼付サービスを行っております。
熟練スタッフが貼付作業を行うので、お客様の負担を減らし貼付に失敗するリスクをなくします。
更に、20巻以上のご購入であれば即納ラベルを無料サービスいたします。

<関連コンテンツ>
・LTO Ultrium バーコードラベル 注文ガイド
・バーコードラベル無料サービス
お問い合わせ
製品に関するご質問・導入のご相談・お見積依頼等、お気軽にお問い合わせください。
LTO関連記事
|